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ニュースレター6月号

  • 執筆者の写真: Yumiko
    Yumiko
  • 6月30日
  • 読了時間: 6分

保護者の皆さま


いよいよ夏休みですね。一時帰国されているご家族は、梅雨明け前の暑さに参っているのではないでしょうか?アメリカでの夏休みを過ごされているご家族も、プールやキャンプなどを楽しまれているようですね。今月も、子供たちは暑さを吹き飛ばすほどよく遊びました。


お知らせ


ーつくしの夏休み


7月4日(金)の独立記念日から、7月11日(金)まで、夏休みとさせていただきます。

7月14日(月)から通常スケジュールとなります。よろしくお願いします。


ー今後のスケジュール


9月から曜日変更や保育日追加などご希望の方は、7月末までにメールでご連絡ください。


子どもたちの様子


ー今月の工作


父の日の工作をメインに、雨をテーマにした工作や動物の工作を楽しみました。

歌の時間に、「あめふりくまのこ」を練習しているので、頭に葉っぱをのせたクマも作りました。



ーいっしょにあそぼう


夏休みに入ると、いつも仲良しのお友達が日本に一時帰国したり、普段とは違う曜日に登園するようになったりして、クラスの雰囲気が少し変わります。

いつものお友達がいない日は、「誰と遊んだらいいのかわからない」と戸惑う子や、なんとなく機嫌が悪くなる子もいます。

たとえば、月曜日に一緒に遊んだ子が火曜日には遊んでくれなかった……など、子どもたちなりのチャレンジが生まれます。

でも、こういう時こそ新しいお友達とつながるチャンスです。

最初はへそを曲げて一人で立っていた子も、一度気の合う子を見つければ、新しい遊びや関わりを経験できます。また、勇気を出して「いっしょにあそぼう」と声をかける体験も大切です。うまくいかない日もあるかもしれません。

でも、うまくいった日はその子にとってひとつの成功体験になります。

少し助けが必要な子には、そっとサポートを。がんばっている子は、遠くからそっと見守ってあげたいと思います。「誰かと遊びたい」という気持ちは、どの子にもあります。

だからこそ、いつもと違う日常の中で、新しい経験をたくさんしてほしいと思っています。


ー夏休み恒例の卒園生


学校が夏休みに入ると、卒園生が来てくれます。つくしのルールもよくわかっていて、細かいところによく気が付き、小さい子の面倒を本当によく見てくれます。

さなちゃん、せいちゃん、ステラちゃん、みなとくんありがとう。



ーつくし一期生


2009年にオープンしたつくしデイケア。当初は子供達6人でのスタートでしたが、最初に入園してくれた一期生が、今年高校を卒業しました。そのうちの一人は去年大学に入学し、一年目を無事終えてホッとしたところ、一緒に合流してくれました。

3歳だった3人の少年は、びっくりするほど大きくなりましたが、それぞれの個性は変わらずそのまま残っていて何とも感慨深く、オープン当初の思い出話に花が咲き、楽しい時間を過ごしました。



ーデジタルデバイスの弊害


今や、スマホやタブレットは私たちの生活に欠かせない存在となっています。

では、お子さんがそれらを使う時間は、今どれくらいになっているでしょうか。

「デジタルデバイスのない生活」は、現代ではなかなか想像しづらく、また完全に排除することは現実的でない場面もあります。

飛行機や病院の待ち時間、どうしてもぐずりが止まらないときの“最後の手段”として使われているご家庭も多いかもしれません。

しかしながら、この“魔法の道具”が子どもたちに与える影響は、決して小さなものではありません。


▼参考記事(ABC News):


上記は2019年の記事ですが、パンデミック以降はデジタルデバイスを使用する機会が、さらに増えていることが予想されます。

スマホやタブレットは、脳に「すぐに報酬が得られる刺激」を与え続けます。

そのため、「待つ力」や「我慢する力」を育むチャンスを奪ってしまうとも言われています。特に幼児期の子どもたちは、前頭前皮質(自己制御や計画性をつかさどる脳の部位)の発達がまだ未熟な時期です。この大切な時期に過剰なスクリーンタイムがあると、注意力や衝動のコントロールが育ちにくくなるといったリスクがあるのです。

2歳の時点で1日2時間以上スクリーンを見ている子どもは、5歳の時点でADHDの診断基準を満たす確率が、1日30分以下の子と比べて7.7倍も高いということが調査からわかっています。すべてのケースがADHDに繋がるわけではありませんが、良い影響ではないことは明らかですね。

もちろん、デジタル機器を完全になくすのは難しいかもしれません。

ですが、たとえば「使う時間を決める」「時間が来たら必ずやめる」「やめられなかったら次回はなし」といったように、大人がルールを決めて管理することが重要ではないでしょうか。


本来、遊びは子ども自身が生み出すものです。

与えられなくても、子どもたちは自分で工夫し、世界を広げていく力を持っています。

だからこそ、何かを与えすぎることは、逆にその創造力や自発性を奪うことにもつながりかねません。デジタルデバイスの便利さと、その陰にあるリスク。

今一度、お子さん達にとって何が大切か、考えるきっかけになればと思います。


ー卒園おめでとう!



今月は、4人のお友達がつくしを卒園しました。


あきほちゃんは、先日入会したばかりでしたが、日本への帰国が決まり、数回だけの登園で卒園となりました。初めてママと離れたとは思えないほど、朝の少しの涙のあとは、楽しく過ごしてくれました。

かのんちゃんは、入園当初はシクシクと泣く日が多く、自分の気持ちをどう表現してよいのか分からない様子でしたが、最後の1年は仲良しのお友達もできて、笑顔がどんどん増えていきました。自信をつけて卒園できたことと思います。

ひゅうごくんは、みんなが名前を知っているような存在で、クラスのムードメーカーでした。怒ったり笑ったりコロコロと変わる表情が楽しくたくさんのお友達ができました。

ななみちゃんは、入園当初、玄関から室内に入ることができず、泣き通しの日々が続きました。おやつも工作も、玄関でやっていたことを思い出します。それでも少しずつ心を開いてくれて、4歳になってからはクラスのリーダーのような存在に。お友達のことを気にかけてくれたり、みんなを楽しませてくれる姿が見られるようになりました。

みんなみんな、卒園おめでとう!新しい学校でも、楽しいことがたくさんありますように。


ー新しいおともだち


カイくんとサラちゃんが新しくつくしに入りました。

カイくんは、車を通じて新しいお友達がどんどんできました。お弁当もよく食べます。

サラちゃんは物怖じもせず、淡々と自分のペースで楽しめる子で、水遊びが大好きです。

よろしくお願いします。



 
 
 

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